【あゆみ続けて…つながる明日へ、第23回サマースクール】
200名を超えました。その皆さま全員が、何かを感じ・想い、創り上げて下さったサマースクールになりました。ありがとうございました。ただ ただ感謝のみです。
「石の上にも35年」その石の下で25年、多職種の方が、当事者・家族・ボランティアさんが関わり、影響しあい、助け合って“今”が…それは奇跡だったのでしょうか?
いろんな声が感想が熱く届いていますが、詳細は後ほど掲載させていただきます。
第23回にして、なぜか「初々しさ」がありました。ベテランの先生方のご講演も、 司会の上野君、大学生・高校生の汗はもちろんのこと、新たな機器の発表に、多施設の活動発表は、活き活きと語られ新鮮でした。賞賛の声が寄せられています。
そして究極は、最後の意見交換会で、期せずして見えない人たちから、「見えなくなる。つらいですわ~~」から始まり「泣きました。」と生の本音が木魂しあったことでした。 いかがでしたでしょうか?
朝の受付など混乱や不手際もたくさんありました。 来年の改善点とします。
また、「働く仲間の会」では、リーダーの清水さんに若手も加わり、少人数ながら意義ある会になりました。
皆さんからの感想の一部ですが・・・
○今回のサマースクールは、山田幸男先生のご挨拶「歩み続けて35年…つながる明日に」のタイトルにすべてが凝縮されていたと思います。「誰かがやってくれるだろう」ではなく、気づいた人が「できることから取り掛かろう」の精神で向かって進めば、歩みを共にしてくれる理解者が生まれ、継続のエネルギーになるのです。その35年間の私自身の歩みは?などと考えずにはいられませんでした。
新大教授の牧野先生の「屋内案内装置 最近の話題」は私にとって興味深い内容でした。その一つに、ビーコンとかいう装置がバス停や、お店などにセットされていれば、スマートホンなどでアプリを活用することにより視覚障害があっても迷わずたどり着けるのです。カーナビで目的地に到着できるのが当たり前になっているのですから、私たち視覚障害当事者もスマホ等の利用を積極的にすることが必須だと思いました。 この先5年後には「ロボット犬」ならぬ誘導装置により安心して歩けるのでは?夢のようなことが現実として可能になる、そんな時代が迫っているのかもしれません(ああ…私、もう10年後に生まれていればよかった)
昼食後のフリータイムに「ふっとケアー」教室に参加しました。椅子に浅く腰を掛けてできる転倒予防対策の脚力体操です。私には、簡単そうでなかなか難しいトレーニングでしたが、これから朝の連続テレビ小説「青空」を見ながら続けてみたいと張り切っています。
○視覚障害に関わる各団体の取組み、発表する人も活き活きと、知らないことがいっぱいで、よかったです。
○便利グッズ「オーカムマイアイ・リボー2」新しい機器の紹介も分かりやすく、 体験もできてよかった。
○看護師として目の不自由な人と関わる中で、「こころのケア」に大切さを再認識できました。
○交流の場と機器体験、目の不自由な人から教えてもらえて、遠いオアシスだけど 行ってみようと思いました。
○3人の先生方の講演は、分かりやすく、面白く聴かせてもらいました。
○転倒予防の体操・リーダーの掛け声が楽しかった。
新潟県中途視覚障害者のリハビリテーションを推進する会・
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(火・水・木・土 10時から15時)
小島紀代子
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